
「話を聴く」という仕事
大学時代にスタートしたライター&編集者としてのキャリアが、ふと気がつけば、四半世紀を超えていました。
振り返ると、女性のライフスタイル全般にまつわる取材や、俳優やクリエイター、起業家 etc. のインタビューを通して、何千人もの初対面の方々の「話を聴く」「話を引き出す」ことをずっとしてきたのだなあ、と、思います。
一方、カラーセラピストとしてのキャリアはようやく干支が一周したくらいですが、やはり、クライアントのみなさんの「話を聴く」ことを大切にしています。
そこには、これまでに培ってきたインタビュアーとしてのスキルが生きているような気もしています。
そんなこんなで初対面の方と会う機会の多い人生を歩んでいますが、実はわたし、子どもの頃は人見知りで、人となかなかなじめませんでした。
……と告白すると、十中八九「えー、嘘でしょ?」と驚かれます。
たしかに今の自分を客観的に見ると、我ながら人見知りだったとは思えませんが(笑)、
当時は人の表情や態度のちょっとした変化に敏感で、相手の無自覚な攻撃性を読み取ってしまうところがあり、人が苦手だったんですよね。

人見知りだったはずのわたしが変化した理由
人見知りだったはずのわたしが今のように変化した背景には2つのことがあると思っています。
ひとつは、話すのが苦手なかわりに「聴く力」を伸ばしてきたこと。
今でこそ、コミュニケーションにおける「聴く力」の重要性がいわれていますが、わたしの場合は人が苦手な一方で、楽観的で好奇心が強く、単純に人の話を聴くのが好きだったのでした。
が、おかげさまで「聴く力」を評価していただけることが、仕事、プライベートを問わず非常に多いのは事実です。
もうひとつは、オーラソーマとの出会い。
コンサルテーションやトレーニングコースでの学び、ボトルをはじめとするプロダクトを使ってのワークなどのおかげで、以前と比べるとずいぶんとオープンな人間になったものです(笑)。それまでは、ハグとかできない人だったので。。。とほほ。
「人が苦手」というある種のコンプレックスを、聴く力、そして、色彩のサポートによって克服してきたわたしが、今度はその2つの要素を用いて、少しでもほかの誰かの役に立つことができるとしたら。
こんなに光栄なことはない、と思っています。

「心の寛容さ」を高めるために
当サロンのセッションでは、対話を大切にしています。
セッションの際にクライアントのみなさんにおすすめしているのは、今、考えていること、感じていることを、思い浮かぶがままに自由に話してみること。
すると頭の中がおのずと整理され、自分自身をよりクリアに見ることができるようになります。
感情の流れや考え方のクセをフラットに観察できるようになれば、悩みやモヤモヤの構造も「そういうことか!」と腑に落ちて、この先、自分がどんな工夫や行動をしていけばいいのかも、おのずと、すんなりと理解できるようになるのです。
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オーラソーマ、西洋占星術、数秘術などの楽しいツールを用いていろんな角度から自己を客観的に見つめ、自分自身の多様性を受け容れていくと、自分と他人に対する「心の寛容さ」がどんどん増していきます。
これ、現代を生きるわたしたちにとって、すごく大切なこと。
人間は変化し続ける生き物。
わたしたちの自己発見の旅は、これからもずっとずっと続いていきます。
だからあんまり難しく考えず、今この瞬間から肩の力を抜いて、心を軽やかに。
のびのび、ハッピーでいきましょう!
わたしたち一人ひとりの旅が、光にあふれ、喜びに満ちたものでありますように。
Remember it’s OK to be yourself. — Richard Branson